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モダンな和室のつくりかた

「和室が上手に使えない・・・」

「和室だけ浮いた空間になる・・・」

と感じている方も多いのではないでしょうか。そんな時は「和モダン」なイマドキの和室を目指してみませんか。

本日は、古臭く見えない和室にするポイントや、和室の家具選びについてご紹介していきます。

古臭くみえない和室にするポイント

垢ぬけた和室をつくるポイントをご紹介します。

 

デザイン性の高い畳を選ぶ

和室ときいて真っ先に浮かぶ畳。デザイン性の高い畳にするだけで、古臭いイメージから脱することができます。

例えば、緑色以外の畳に挑戦してみたり、多色で配色されている畳に変えてみたりすることで、一気に垢ぬけた和室になります。

畳を変えることが難しい場合は、あえてラグを畳の上に敷くことも古臭くみえない工夫のひとつです。

和室に障子を使わない

あえて障子を和室に取り入れない選択をする方も増えています。代わりにカーテンやブラインド、プリーツカーテンを使用することで、イマドキの和室を演出します。

本来障子は窓際に設けて光を通す役割の建具ですが、最近では部屋を区切る間仕切りとして使われることも多いです。古臭く見えない和室をつくるためには、和室の既成概念にとらわれず自由に考えることも大切かもしれません。

 

飾り棚を設置する

和室に飾り棚を設置すると良いでしょう。

奥行きが出て立体感のあるおしゃれな印象を与えます。

 

間接照明を活用する

古臭く見えない和室をつくるためには、照明も重要な要素です。障子や襖など、光を通す柔らかい素材を多く使う和室と間接照明は相性がとても良く、おしゃれで落ち着く空間を演出してくれます。

壁に色や柄を取り入れる

和室は白壁あ土壁の印象が強いですが、和柄や木目を取り入れた壁紙やグレーやブルーなど落ち着いた色の壁色にすることでオシャレな和室へと生まれ変わります。

賃貸で原状回復が必要な時は、剥がせるウォールステッカーや賃貸対応の壁紙もおすすめです。

 

洋風の家具を配置する

ついつい和室には和風の家具やインテリアを選んでしまうと思いますが、

座布団をソファに、敷布団をベッドに、そうすることで古い印象を与えません。

 

モダンデザインと和室

和風とモダンを融合させた「和モダン」でおしゃれな和室を実現しませんか。

 和モダンとは

和モダンとは、日本を感じさせる「和風」とスタイリッシュな「現代風」を掛け合わしたスタイルのことをいいます。近年、日本伝統を活かしながら現代のデザインを取り入れられるとして、人気なスタイルのひとつです。

和モダンな和室にはこのような例があります。

  • 畳のある和室にソファやクッションを置く
  • 和室にブラインドを設ける
  • 和室にテーブルや椅子を置く
  • 畳にラグを敷く

 

「本当に合うの?」と疑問に思う方も騙されたと思って、ぜひ試してほしいです。

想像以上におしゃれな和室へと変わることでしょう。

 

 

 和モダンな和室をつくる際の4つのポイント

和モダンスタイルな和室をつくる時のポイントをご紹介します。

point1 色使い・・・主役にアースカラー、アクセントに日本伝統色

和モダンには、アースカラーと呼ばれる茶系・緑系・ベージュ・白・黒・グレーが合わせやすいといわれています。

アースカラーを基礎に、日本伝統の色(例えば、群青色や朱色、山吹色など)をアクセントとして取り入れることで、おしゃれな空間が出来上がります。

白や黒を使うとメリハリがつき、よりモダンな印象を与えます。

 

point2 素材・・・自然素材

 和モダンな和室をつくる時は、自然素材のものを積極的に取り入れましょう。

例えば

  • 無垢材
  • 漆喰
  • 珪藻土

 

和風のコーディネートは木製が基本です。テーブルや椅子などの家具を木製のもので統一することで、和風の印象を強めます。

また、無垢材、漆喰、珪藻土の優しいイメージの素材を使用することで、温かい雰囲気を演出してくれます。

 

point3 畳・・・縁なし畳でモダンに

縁なし畳を使ってモダンにみせましょう。

和モダンな和室の畳には、縁なしの琉球畳を使うことが主流です。

 

point4 家具・・・モダンデザインの家具

和モダンの和室に、モダンデザインの家具を取り入れてみましょう。

直線を基調とした装飾の少ない、すっきりとしたモダンデザインの家具と和室の相性は抜群です。

照明や家具はどんなものを選べばよいのでしょうか。次項で詳しくみていきましょう。

モダンな和室の照明や家具の選び方

低めの家具を選ぶ

伝統的な日本の家を意識して、家具は低めのものを選ぶと和室に合いやすくなります。

目線が低くなるため、天井を高く見せる効果もあります。

 

内装のテイストと“逆のテイストで”家具を選ぶ

内装が和風ならば家具はモダンに、内装がモダンならば家具は和風に、内装と逆のテイストで家具を選びましょう。

これを意識することで、どちらか一方のスタイルに偏らず、バランスのとれたおしゃれな和モダンな和室をつくることができます。

 

照明器具は和を連想させるものを選ぶ

特に壁色や畳をモダンデザインにした場合は、和紙や竹でデザインされている和風な照明を選ぶことで、丁度良い和とモダンの融合を感じることができます。

また、和紙を使用した照明は柔らかい光を放ち、落ち着いた空間にしてくれます。

 まとめ

本日はモダンな和室の作り方についてご紹介しました。

一見扱いづらそうな和室ですが、モダンデザインと掛け合わせることで、垢ぬけたおしゃれな和室を実現することができます。

日本人にとって和室は、リラックスできる最高の場所だと思います。そして日本文化を象徴するものです。

これからも工夫を凝らしながら、世代を超えて活用していけたら素敵ですね。

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