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薪ストーブのある暮らし【住宅】2020

戸建て住宅のリノベーション

 

福島市で戸建てのリノベーションの設計・施工を手掛けました。

音楽の心地よさと薪ストーブの温もりが感じられる素敵な住まいになりました。

 

DIY型リノベーション

今回は施主様が床や壁の仕上げをDIYをしながら、職人さんたちと一緒に家づくりを行いました。

施主様の住まいへの愛着を感じながら私共も携わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改修前の状態

改修前は和室がメインの住まいでしたが、今回は大きなリビングを設けるために、

かべや天井を全て解体しました。

それに伴い同時に断熱改修をし、構造の補強も行いました。

 

家づくりの旅路

この家が出来上がるまでの旅路を施主様に聞いてみました。

長文になりますが、家づくりに役立つ情報も多いのでお時間のある方はぜひご覧ください。

 

Q1.住まいづくりのきっかけは何でしたか?

元々の住まいはリビングにピアノが置いてあり、

練習するには家族にリビングから出てもらわなければならないのが手間だったこと。

さらに練習用オルガンも入手し置き場がなくなってしまったこと。

そのような理由から新しい住まいを考え始めました。

 

 

Q2.実際の家づくりは何からスタートしましたか?

改修前の間取りから、構造として外せない柱や壁を教えてもらい、それを残しつつキッチン、トイレなどの配置を考え

理想の間取りを想像するところから始まりました。

ですが、実際解体してみると想定と違った箇所があったりして、そこから間取りを考え直す作業もありました。

間取りが明確になってからは、照明計画等は「roomclip」や「インスタ」などで写真を見まくり、

お気に入りを探していきました。

照明やスイッチ等を考えるのが後回しになってしまったので、初期の頃からイメージを固めていくと余裕のある家づくりが

できたかなと思いました。

 

 

Q3.アーキトリップに依頼した経緯や決め手は何ですか?

友人の紹介でアーキトリップを知りました。

予算が限られていたので、自分でできそうなところはDIYでやりたいと考えていました。

大抵の会社は「・・・」と呆れ顔になるか、「無理無理」とこちらが諦めそうになることを言うのですが、

アーキトリップの桑名さんは「いいですね、やりましょう!」と受け入れてくれました。

その他にも、価格を抑えるためにいろいろな提案をしてくれたり、業者さんと交渉してくれて、

こちらの予算にググっと寄せてくれたことが決め手です。

 

 

Q4.こだわったポイントを教えてください。

  • 自然にかえる素材を使用すること
  • 開放的な空間を作ること
  • 細かい所にもこだわりを持つこと
  • 薪ストーブの導入

 

自然にかえる素材を使用すること

自分の暮らしだけでなく、環境のことも考えながら家づくりをしたいという想いがあり、

なるべく自然にかえる素材を使いました。壁はビニールクロスや石油系のペンキは使わず漆喰やミルクペイントにしました。

(ほんとは竹で木舞を作って土壁にしたかったのですが、さすがに無理だと断念。)

フローリングはもちろん無垢材で、水回りは石タイルにしました。

キッチンや洗面の台は集成材にして、オスモのワックスで撥水させなるべく木の質感を感じられる仕上げにしました。

 

 

開放的な空間

開放的な空間にしたかったので、二間続きの和室をひとつの大きなリビングにして、天井高もできるだけ上げてもらいました。

北側にある洗面、お風呂エリアは暗かったので、南側からの光が入るように窓を付けました。

開放的な空間にすることで、光がよく入り、風が通る気持ちの良いリビングができました。

 

 

細かい所にまでこだわりを

スイッチや照明の電球などの細かい所までこだわりを持ちました。

その中でもキッチンのコンロ選びが特に大変でした。国内大手では気に入ったものが全くなく、

海外のコンロを入れたかったのですが、法律の関係上で入手ができなく、行き詰まりました。

ですが探しに探しまくり、ヨットやキャンピングカー用のグッズを扱っているお店で好みのコンロを見つけ、それに即決しました。

 

 

念願の薪ストーブ

夢だった薪ストーブを導入しました。

薪ストーブもどれにするか、どこに置くかで随分悩みました。

中古住宅でよかったのは、現場で想像しながら配置を決められたことです。

図面上で良しと思った場所が、柱があることでせっかくのストーブが見えにくいことが分かり、

直前で位置を変えられたのも、リノベーションという選択をしたからでした。

 

 

Q5.設計中、工事中に大変だったことはありますか?

DIYの苦労

DIY方式で家づくりをするにあたり、大工さんの指導を受けながら私がやる予定だったものが、

翌日現場に行ってみたら大工さんがつくっちゃていたりと、

こちらの認識と相手の認識がうまくいかなかった日がありました。

お金のトラブルにも繋がることなので、始める前にコミュニケーションをしっかりとって

決めておくことが大切だと感じました。

 

タイムリミットがあったこと

床、壁貼りをし、壁に漆喰を塗り…という作業をしたのですが、

大工さんから道具をお借りしていた関係でタイムリミットがあり、それまでに間に合わせるのが大変でした。

道具があると思って現場にいったら引き上げてしまっていたこともあって、

高所の漆喰塗りはアーキトリップの桑名さんと一緒になってやりました(笑)

 

イメージの共有の難しさ

自分の持っているイメージがきちんと相手に伝わっているとは限らないので、

写真等を使って具体的に伝えること。聞かれたことだけでなく、こちらも想像力をたくましくして

気になることはちゃんと伝える工夫をしました。

カタログだけで決めて、実物が来たらイメージと違うということもあったので、

できる限り実物を見て決めたほうがいいなと思いました。

 

 

Q6.実際かたちになってみての感想をお聞かせください。

蜜蝋ワックスを塗った濡れ色のフローリングと漆喰の白。

一面だけ塗った青い壁や天井の古材の色。

夜になれば電球のあたたかい光が手元を照らす、好きな色しかない空間ができて満足です。

漆喰の壁がいい反響版になっているのか、また天井をあげて空間が広くなったためか、

ピアノやオーディオからの音の響きもとても良いです。

また、大工さんに教えてもらいながら自分で床や壁を貼ったり、漆喰を塗ったりした経験は、

今後いろんなところを改造していく自信につながりました。

暮らしながら変化していく住まいを目指し、今後の予定は壁面収納を作ること、

ウッドデッキを作ること、外壁を木にすること。です。

 

 

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Data

  • 構造木造2階建て
  • 間取り3LDK
  • 敷地面積不明
  • 建築面積100
  • 延床面積100
  • 竣工2020年12月
  • 設計アーキトリップ/桑名 翔太
  • 施工アーキトリップ/桑名 翔太