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屋上のある家でよく耳にする後悔するポイント【メリットと注意点】

みなさんは屋上のある家に憧れはありますか?

家族で天体観測をしたり、友人を招いてBBQをしたり。

屋上には魅力的なメリットがたくさんありますよね。

最近では建売住宅でも屋上のある家が増えてきました。

今回は屋上のメリットだけでなく、建ててから後悔してしまった事例や、知っておきたい注意点も併せて紹介していきたいと思います。

 

 

屋上のメリット

日当たりのいい広々とした室外スペース

屋上は日当たりと風通しがいい点に加えて、ベランダやバルコニーよりも広々とした室外スペースを確保できる点が魅力です。

特に住宅の密集する都心部や狭小地では、ゆったりと日当たりを確保できる貴重な空間となることも少なくありません。

また、洗濯物を干すスペースとしても実用的であり、屋上があれば大きな布団やシーツ、カーテンなども安心して干すことができます。

ベランダやバルコニーの代わりに屋上を取り入れるという選択もアリですね。

 

子供やペットの遊び場に

屋上のもうひとつの魅力は、家族の憩いのスペースを屋外に設けられる点にあります。

車の通りや周囲の視線などをあまり気にする必要がないため、小さい子どもやペットも安心して遊ばせられるプライベート空間になります。

週末に家族と屋上で過ごす方も多いようで、庭のスペースが取れない立地では特に貴重なスペースになりそうですね。

 

夜景やガーデニングを楽しむスペース

屋上の活用方法にはさまざまなものがあります。

屋外用のテーブルとイスを置いて周囲の景観を楽しみながら食事をしたり、日当たりにも恵まれている為、ガーデニングや家庭菜園を楽しむのにもピッタリです。

屋上のスペースは住む人によって使用用途が異なり、室外の魅力を存分に生かした使い方が可能です。

 

 

屋上でよく耳にする後悔ポイント

これまでに見てきたように、屋上にはさまざまなメリットがあります。

しかし、実際に住んでみるとイメージと違ったと感じてしまうケースも少なくはありません。

ここでは、屋上をつくったことを後悔してしまった事例をいくつか見ていきましょう。

 

周囲への配慮が必要になった

屋上のひとつの魅力は、室外にプライベートな空間を設けられる点にあります。

しかし、後から近隣にも屋上のある家が建てられたことで、プライバシーが失われてしまうケースもあります。

たとえば、それまで喫煙所として利用していた人は、近隣への影響を気にして使えなくなってしまったというケースがあります。

また、BBQを楽しもうと考えていても、煙やニオイによる影響が気になり、あまり思ったような使い方ができなかったと感じる場合もあるようです。

騒音やニオイで近隣とトラブルになるというケースもあるので、周囲への配慮が必要です。

 

思ったより活用しなかった

屋上のある生活に憧れを持っていても、実際に活用する機会は年に数回程度であったというケースは実は一番耳にする後悔するポイントです。

住み始めの頃はBBQや星空の下でのディナーなどを計画していても、準備が面倒になってしまい、結局のところは屋上の使い道が見いだせなくなる人も少なくありません。

また、メンテナンスにかかるコストには見合わなかったと感じられてしまうこともあるため、漠然と憧れを持つだけではなく、具体的な使用目的を検討しておくことが大切です。

 

メンテナンス・修繕費用が高い

屋根に斜面がある家と比べ、フラットな屋上は雨漏りを起こしやすくなってしまうため、防水に関するメンテナンスが必須となります。

補修を行う時期としては10数年ごとに一度が目安とされているため、計画的に修繕費用を用意しておくことが重要です。

防水工事の時期を見極めるポイントとしては

  • 雨漏りで天井にしみができている
  • 部屋の湿度が異常に高い
  • 防水シートがはがれている
  • 屋上に水たまりができている

といったものが挙げられ、本格的に雨漏りを起こしてしまう前に手を打つことが大切です。

 

 

まとめ

屋上は戸建て住宅ではなかなか味わえない眺望をもたらしてくれます。

しかし屋上を作るのには大きなコストが掛かってくるので、「必ず屋上でしたい事」があるかどうかが、屋上をつくるかどうかのポイントになります。

せっかく屋上をつくっても誰も使わない屋上ほどもったいない事はありません。

屋上をつくるなら、ぜひ楽しく使われる屋上を目指して下さい。

 

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