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庭に植えない方がいい?人気の植物【外構工事〜庭の植栽編〜】

家づくりは憧れや拘りがあって取り入れてみたはいいものの、実際に家が建って住み始めてみたら、「想像と違った、、、。」、「やめておけばよかった、、、。」

なんて話はよくあることです。

今回は家の周りに関する外構工事にスポットを当て、中でも人気のある【植栽】について、庭に植えるのに注意が必要な人気の植物についてお話しをしたいと思います。

 

植えるのに注意が必要な植物

春の訪れを感じさせてくれる桜。

家を建てたら庭に植えてお花見がしたいと憧れを持つ方も多いと思います。

そんな季節を感じることのできる人気の桜ですが、実は注意が必要な植物の一つです。

桜は大きく育ち、根も大きく張ります。

大きく育った桜の根や枝が敷地内を越え、隣接する道路や隣家の敷地内にまで伸びてしまう、なんてことはよくある話です。

また、見頃を終えた桜は葉付きもよく、日光を遮る要因にもなります。

それに加え、バラ科の植物である桜は春の終わりから夏にかけて毛虫が大量に発生してしまいます。

伸びた根や枝の隣家への侵入や毛虫の大量発生、落ち葉や日照問題など、近隣とトラブルになるケースもあるようです。

枝の剪定や落ち葉の掃除など、こまめな管理と周りの環境への配慮も必要になってくるので、桜を植えたい場合には注意が必要です。

 

和風な住宅や和モダンな住宅などと相性がよく、涼しげでスタイリッシュな空間演出をしてくれる竹も注意が必要な植物です。

竹は育てる環境にコツがいり、かんと呼ばれる本体は日光が当たらない方がよく、葉は日当たりがいい場所を好みます。

その為、風通しがよく真上から日光が当たるような場所が竹を育てる環境に適しています。

また、竹は繁殖力がとても強く、一度根付くと至る所から竹が生えてくるようになります。

根っこも硬く、一度根が広がってしまうと駆除するのが難しくなってしまいます。

竹を庭に取り入れたい場合には、根が広がらないよう地中にコンクリートで仕切りを作り、その中で繁殖をコントロールすることが重要です。

 

ミント

可愛らしい形と爽やかな香りで人気の高いミント。

ハーブティーやモヒートといった飲料にも使え、食品として採取できるのも人気のポイントです。

そんな人気のミントですが、繁殖力が異常に高く、一度庭に植えてしまうとあっという間に広がってしまいます。

別品種とも交雑し、変な香りのするミントが一帯に広がってしまった、なんて話もあるようです。

ミントも竹と同じく下地茎を伸ばしながら増えていくので、庭に植えると横に広がっていきます。

大量に発生してしまったミントを駆除する為に除草剤を使用して「家庭菜園として庭が使えなくなってしまった」という最悪なパターンもあるので、ミントを庭に植えるのは牽引した方が無難です。

どうしても栽培したい場合にはプランターでの栽培がおすすめです。

プランターで栽培した場合でもプランターの周りに生えてくる場合もあるので、庭から離れた場所での栽培がより安全と言えます。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は人気があるものの植栽には注意が必要な植物を中心にお話しさせていただきました。

【根が強い】【育ちが良い】【虫がつきやすい】など、どれか一つでも当てはまった場合には植えない方が無難と言えます。

また、比較的手間の掛からない植物といえど、必ず手入れが必要になってきます。

見た目や憧れだけで選ぶのではなく、手間と時間をかけて付き合っていくことができるのかを踏まえ、生活に取り入れたい植物を考えてみてください。

観葉植物を選ぶポイントについての記事もありますので、関連記事より是非ご覧ください。

 

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