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住宅ローンの仕組みを解説!【⑥ネット銀行のメリットとデメリット】

最近はネット銀行でも住宅ローンの取り扱いが増え、借りる側にとっては選択肢が増えました。

一方でネット銀行で大丈夫なの・・・?と不安に思われる方もいると思います。

店舗が近くにある銀行が良いのかネット銀行が良いのか、大きな金額だからこそ慎重に選びたいですよね。

そこで今回は、ネット銀行で住宅ローンを利用する際のメリットとデメリットについてお話します!

 

ネット銀行とは

まずはじめに、ネット銀行とは、対面型の店舗を持たずにインターネットでの取引を中心とする銀行のことを言います。

例えば住信SBIネット銀行、ソニー銀行、auじぶん銀行など様々なネット銀行が存在しています。

ネット銀行は振込手数料が安い、インターネット環境があればいつでもどこでも手続きできるなど、対面型の銀行ではなかなか難しいサービスや優遇を受けることができ、これはネット銀行ならではのメリットです。

 

ネット銀行で住宅ローンを利用する際のメリット・デメリット

次にネット銀行で住宅ローンを利用する際のメリットとデメリットについてお話します。

 

メリット

・対面型の銀行よりも金利が低い

金利が低いというのはネット銀行を利用する際の大きなメリットです。

住宅ローンという金額の大きいものだからこそ、金利によって支払金額が大幅に変わってきます。

 

・団体信用生命保険の保障が手厚い

団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りた人が万が一返済中に死亡したり高度障害状態になった場合に、住宅ローンの残債分が金融機関に支払われ、それをもって完済となる住宅ローン専用の生命保険です。

住宅ローンを利用する場合は原則団体信用生命保険に入ることとなりますが、対面型の銀行だと、住宅ローン本体の金利に団体信用生命保険の保険料として金利を上乗せするところが多数です。

一方でネット銀行では、団体信用生命保険の保険料分を上乗せすることなく保険料無料で入ることができるところも多く、費用を抑えられる点がメリットです。

他にも、ネット銀行では一般の団体信用生命保険に加えて特定に疾病に対して保障を加える際にも、費用が無料であったり格安である場合も多く、保障が手厚いという特徴があります。

 

・web上で申し込み・手続きができる

対面型の銀行だと、銀行が開いている平日の昼間しか手続きができないなど、普段仕事をしている人にとっては手続きが不便なこともあります。

ですがネット銀行だとすべての手続きを基本的にwebで行うため、時間を気にせずに手続きすることができます。

 

デメリット

・審査が厳しい

ネット銀行は、対面型の銀行よりも住宅ローンの審査が厳しいという特徴があります。

対面型の銀行であれば、審査の相談をする中でその人の人柄や収入・仕事の状況などを含めて総合的に判断することができます。

しかしネット銀行では書類のみで審査されてしまうため、審査の基準が厳しめになってしまうのです。

 

・対面で相談できない

ネット銀行ではweb上で申し込み・手続きができるというのがメリットである一方で、対面で相談できないというのはデメリットともいえます。

対面での相談ができないと、手続きに必要な書類の書き方や契約内容の不明点などを気軽に相談することが難しくなります。

ただし、一部のネット銀行では直接相談が可能な窓口を設けているところもありますので、ネット銀行を検討する場合はあらかじめ調べておきましょう。

 

・事務手数料が高い場合も

ネット銀行のメリットとして保障が手厚いことを挙げましたが、一方で事務手数料は割高となっている場合も多くあります。

たとえば保証料は無料だったとしても、事務手数料が一律数十万円に設定されているというところもあるため、総合的に見て費用がどれくらいかかるかをよく確認するようにしましょう。

 

まとめ

今回はネット銀行で住宅ローンを利用する際のメリットとデメリットについてまとめました。

ネット銀行も対面型の銀行もそれぞれの良さや特徴があり、それらを理解した上で利用することが大切です。

ご自身の状況に応じて、どちらのタイプが合っているかを考えて検討してみてくださいね。

 

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