家づくりを始めたいと考えたとき、真っ先に
「私たちはいくらくらいの家を建てれるのだろうか？」
という疑問が出てくるかと思います。
今回は予算の決め方として重要なライフプランの話になります。
アーキトリップでは、間取りやデザインの話をする前にライフプランや資金計画の話をする事で、
施主様が後悔しない家づくりができるよう心がけております。
家づくりにかける予算の決め方
家づくりの予算で失敗するパターン
- 現在の家賃と同じくらいなら払えるだろうと思いローンを組む
- 家は3000万くらいだろうという先入観で返済額を決める
- 満額のローンを組んで家づくりをスタートする
上記の共通して危険な所は、ゴールが見えていないことです。
家づくりの旅路を、目的地が決まっていないまま歩き始めたようなものです。
まずは予算の根拠を明確にすることが大切です。
予算の根拠とは？一度ライフプランを立ててみよう！
ライフプランとは将来の人生設計のことです。
人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングや金額を把握して計画を立てる事をいいます。
- 結婚費用
- 出産費用
- 教育費用
- 住宅購入
- 老後の生活費 etc
一つ一つのイベントを把握する事で生涯で必要になってくるお金が可視化され、自分の懐の余裕がわかります。
そうする事で家づくりに向けた資金計画がしやすくなり、
- どのくらいの予算をかけるのが良いのか。
- どのタイミングで購入するのが良いのか。
といったことが明確になってくるのです。
「借入できる金額」と「払える金額は違う」
住宅ローンの借入金額には、勤務年収やご年収からはじきだされる「借入できる金額」がありますが、
それが「払える金額」ではないという事です。
借入額が大きくなれば家づくりにかける費用ももちろん大きく出来ますが、その分返済する負担も大きくなってしまい、
【住宅ローン貧乏】になってしまいます。
負担の大きい返済は、ライフプランに影響を与えてしまうため、
今後のライフイベントで何が重要なのかというのを見つめながら資金計画を考えることが重要になってくるのです。
まとめ
まずはライフプランをしっかりと考えて、大きな出費を伴うイベントと家づくりの関係性を把握しておきましょう。
家づくりは住宅ローンにより融資を受けることが出来ますが、返済計画がしっかりしていないと
取り返しが付かなくなる場合もあるので、まずは展示場に足を運ぶよりも前に資金計画を立ててみましょう。
アーキトリップでは初回の打ち合わせ時に、資金計画を作成するお手伝いをしております。
場合によってはファイナンシャルプランナーを紹介し、ライフプランを立てて頂くことも可能です。
そうする事で、その後の間取りやデザインにかける予算が明確になりスムーズな家づくりへと繋がってきます。
私たちアーキトリップは福島県と横浜市でデザイン住宅の設計をしています。
少しでも興味を持たれた方はお気軽にご相談下さい。お施主様がこんな家で暮らせてよかったと思える
理想の家づくりのお手伝いができることを楽しみにしています。
