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住みたい土地の災害リスクを知っておこう【災害リスクの調べ方】

近年、日本全国で地震や台風、豪雨など大きな自然災害が頻発しています。

自然災害はいつどこで起こるかわかりません。

万が一に備えるためにも、住みたい家や土地がある地域の災害や防災の情報は必ずチェックしておきたいものです。

そこで今回は、自然災害のリスクを知ることができるサイトをご紹介します。

・ハザードマップポータルサイト・・・自然災害について危険な場所を知ることができる
・J-SHIS・・・地盤の揺れやすさがわかる
・GEODAS・・・軟弱地盤かどうかがわかる

それぞれのサイトについて、一つずつ説明していきます。

 

さまざまな災害リスクの情報を地図で知る

ハザードマップポータルサイト

ハザードマップポータルサイトは、国土交通省が運営している情報サイトで、全国のさまざまな災害リスクを地図上で見ることができます。

また、洪水、内水、高潮、津波、土砂災害、火山などといったハザードマップを掲載している自治体を検索でき、各自治体の詳しいハザードマップを閲覧できます。(なお、ハザードマップを公表していない自治体もあります)

自治体によっては、地震が発生した際の危険度を公表しているところもあります。

 

ハザードマップを活用して、住みたい地域にどのような災害リスクがあるのか調べてみましょう。

 

他にも、サイト内のリンクから、国土交通省でまとめている「防災ポータル」にもアクセスすることができます。

日頃から知っておきたい防災情報から、実際に災害が発生した際に役立つ情報などが掲載されていますので、いざという時のためにも確認してみてください。

▷▷ ハザードマップポータルサイトはこちらから

 

地震発生時の揺れやすさを知る

J-SHIS

J-SHIS(地震ハザードステーション)とは、地震防災に資することを目的として、国立研究開発法人の防災化学技術研究所が開発したwebサービスです。

将来日本で発生する恐れのある地震による強い揺れを予測し、その予測結果が地図上に表されています。

例えば「今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」がどれくらいあるか、という情報を地図上で知ることが可能です。

他にもさまざまなパターンで日本全国の予測地図を見ることができます。

 

日本では近年多くの地域で地震が頻発しています。

今後もどこで大きな地震が発生するかわからないからこそ、地震の知識を身につけておくことが重要です。

J-SHISを活用して、住みたい地域における地震発生時の揺れやすさや発生確率などを確認してみましょう。

▷▷ J-SHISはこちらから

 

軟弱地盤かどうかを知る

GEODAS

GEODASは、民間企業が行った地盤調査の結果を公開しているサイトです。

都道府県、地域を指定していくと、その地域の土地が良好地盤化軟弱地盤かという情報を知ることができます。

 

地盤は、少ししか離れていない場所であっても強度が異なるため、実際の地盤は掘ってみないとわかりません。

しかし、このシステムを使えばその地域の地盤の強さをある程度知ることができます。

GEODASを活用して、住みたい地域の地盤の状況をチェックしてみましょう。

▷▷ GEODASはこちらから

 

まとめ

近年、毎年のように発生している自然災害。

今後もどこで大きな自然災害が発生するかわからないため、家を建てる前に情報を調べて備えておきたいですよね。

その際に役立つのがこの記事でご紹介したサイトです。

 

ただし、想定外の被害が発生する災害が増えていたり、ハザードマップ等の情報が少し古いという場合もあります。

そのため、ハザードマップ等で危険度が少ない地域だったとしても、絶対的な安心をしてしまうのは危険です。

最新の情報かどうか、小さな規模も河川も含まれているかなど、情報を正しく理解して利用しましょう。

 

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