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設計事務所に依頼したら設計料がどれくらいかかるのか?【目安】

設計事務所に自宅の設計を依頼してみたいけど、

  • 「どれくらいかかるのか?」
  • 「なんでかかるのか?」

よくわからないことが多いですよね。

 

人生に一回のことなので相場もわからないし、何にかかっているのか

なんで設計料がかからないメーカーもあるのかなど

疑問が出てくるかと思いますので設計事務所の裏側を詳しくみていきたいと思います。

設計料とは何にかかっているお金なのか?

まず設計料とは何か?ということですが、そこには下記の内容が含まれています。

  • デザイン費
  • 人件費
  • 技術費
  • 管理費
  • 諸経費

デザイン費

ハウスメーカーや工務店には提案できないようなデザインの住宅が可能である。

例えば、狭小地や土地に制限があるような場所ですと、メーカーや工務店には

断られるパターンもありますが、設計事務所の場合だとデザインやアイディアで解決できる場合があります。

 

人件費

設計事務所の業務にあたる部分になります。

設計図面を作成したり、積算、打ち合わせ、現地調査、役所周りetc

建築する規模により作業のボリュームが変動する部分です。

 

技術費

建築士の資格や施工技師じゃないと判断できない部分が多くあります。

建築は法規も多々関わってくるので様々な知識を網羅した上でお客様への提案へ繋がっています。

 

管理費

工事がスタートしてから現場の監理を行います。

第三者機関の検査立ち合いや、図面通りに工事が進んでいるか・不正がされていないか等

建築士が一つ一つ確認を行います。

 

諸経費

会社運営のための経費や打ち合わせの際の交通費などの諸経費になります。

どれくらいかかるのか?(相場・目安)

設計料がどれくらいかかってくるかに大きく関わるのが、

工事をどこで請け負うのか?という部分になります。

 

住宅を建てる場合

  1. ハウスメーカーや地元工務店(設計と施工を一つの会社が行う)
  2. 設計事務所+工務店(設計と工事が別の会社である)

2つのパターンに分かれます。

 

1の場合、工事の利益に設計業務分も入れ込むことができるので

設計料として提示しない場合があります。

 

2の場合は設計事務所の業務のみに費用がかかってくるので内訳が明確です。

設計事務所に依頼する場合、

家の建築費に対して数パーセントを設計料として頂いているパターンが多いかと思います。

 

事務所によって、その設定は様々ですが通常8%〜15%の間が多いようです。

有名な建築家の事務所になればなるほど比率が高くなったりもします。

 

2500万の家で10パーセントの設計料とすると

250万になるといったような計算です。

 

高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

打ち合わせをスタートしてから家が完成するまで、およそ一年間はかかるので

その分の費用はもちろんですが、その後、何十年も関わっていくことになるので

決して高くない費用ではないかと思います。

 

騙されがちですが、ハウスメーカー等は別の部分に人件費等を盛り込んでいるので

安く思うこともあるかもしれません。

設計料の比較

ハウスメーカーによる特徴

どこのメーカーも設計費は全体の工費に含まれている場合が大きので

設計料として請求されることがない場合がほとんどです。

 

それぞれの住宅メーカーにより得意分野が異なるので

自分が求めている内容を叶えてくれる会社を見つけることがおすすめです。

間取りの自由度や使用する素材などに制限がある場合が多いので

一般的な住まいを求める人におすすめです。

あとはブランド力があるので、保証もしっかりしており長期的に見ても安心です。

 

工務店による特徴

間取りだけを考えるスタッフがいたり、地方だと大工さんが間取りを考えたりする場合も多いので

設計料としての金額が安いです。(5パーセント前後)

中には確認申請の費用で20〜30万の設計料で請け負ってくれる工務店なんかもあるみたいです。

これができるのは工事を自分たちで行い、そっちで利益を出すことができるから問題ないんですね。

 

最近はデザイン住宅を手がける工務店も増えてきています。

 

設計事務所による特徴

他ではできないオリジナルの住まいがやはり特徴ではないでしょうか。

また、よく2000万でも設計事務所に依頼することは可能でしょうか?

といったような質問を受けるのですが、もちろん可能です。

なぜならオリジナルなので、予算の範囲内で設計をするだけなので。

決まった間取りや仕上げがない分、自由によさん配分をすることができるのも

設計事務所の強みです。

まとめ

設計費を考える上で重要なのは

総工費で他社と比較をする。と言うことではないでしょうか。

 

設計事務所の設計料だけを見ると、どうしても高いイメージがついてしまうので

あくまで支払いは家全体にかかる費用なので資金計画表を作り比較しながら

マイホーム計画を立てていきましょう。

家づくりにかかかる費用についてはこちら